広島エコピースマップ2008。 (2008.7.10.) 戻る
広島エコピースマップ2008の活動に参加してきた。
子どもたちは,6年生になった。
よって,この活動も最終年度。
活動4年目の集大成として,広島エコピースマップ2003の改訂版を出版する予定。
今回は,2日間にわたり,ワークショップに参加した。成長した子どもたちの姿が随所に見られた。
この活動を主催している広島大学大学院工学研究科の千代章一郎先生。
先生とお話をするのがとても楽しい。建築学の視点から話されることにとても興味をひかれる。
自分は,40歳頃になって初めて,建築に興味をもつようになった。もう少し若い頃からなぜ興味をもてなかったのだろうか。残念に思う。
千代先生は,言う。「50歳からでも建築の勉強を始めてみませんか。」
確かに勉強するのに年齢は関係ない。
この活動は,広大院生と学部の千代ゼミの人たちがサポーターとして縁の下の力持ち的存在。
毎回,とても感謝をしています。
今回の活動は,クラスの広島三十六景の選定。
この三十六景という発想は,もちろん,広島出身の歴史学者「頼山陽(らいさんよう)」に由来している。
アイコン・ウェッビングをしている。時間を十分確保して,ウェッビング図を作成。 また,南区役所の方も子どもたちの提案に一つ一つコメント。
子ども・保護者・市民のサポーター・大学の学部生・大学院生・市役所の方・富士ゼロックス・広島電鉄・中国書店などなど。
みんなの協力がなければ成立しない活動です。もう少し注目を浴びてもいいと冷静に思う。
発信していくのは,我々の使命なのかも知れない。
広島エコピースマップの活動の様子です。(2008年7月10・11日 關撮影)
広大附属小学校は,この夏休みから大型改修工事に入ります。
運動場には,プレハブ校舎が建っていました。このような校舎がまだこれから建つそうだ。
2月の研究会までには,改修工事も終了する予定だと言う。どのようになるのか楽しみである。
このプレハブ校舎は,1Fが造形室。2Fが理科室になるそうである。
現在,子どもたちは,運動場で遊べないので,昼休みは,中・高のグランドを借りているそうだ。
この見慣れた古い校舎。今年で見納めのようです。 JTの跡地にゆめタウンが建っていました。ますます便利になっている。
広大附属小に勤めている時から,子どもたちに広大附属にふさわしい環境で学ばせてあげたかった。
何度も改修工事の話は出て立ち消えになった経緯がある。
予算の削減,削減で,自分が勤めている間には最後まで実現しなかった改修工事。
やっと今年度,大型改修が実現して,心地よい環境で学習ができることになるわけだ。
トイレや手洗い場などの水回りもきれいな環境になるのだろう。
本当によかった。
ただ,先生方は,移転の準備でたいへんなようだ。研究室にも本や備品などをすべてダンボールに詰める作業があるそうだ。
暑い時期にたいへんだろうけれど,元気にこの夏を乗り切ってほしい。
広島エコピース・マップ活動を始めて今年で7年目。
2002年に始めた活動も自分が参加できるのも今年が最後。
来年以降は,附属小学校にも教え子がいなくなる。
参加できたとしても楽しみがない。
ただ,今後とも千代先生や活動を引き継いでくれている岡本先生とのつながりを大切にしていきたいと思う。
次に広大附属を訪れるのは2月の研究会。
研究会参加も今年度が最後になる。
その時は,新しい校舎が迎えてくれることだろう。
子どもたちは,今最高学年の6年生。
みんな広大附属中学校をはじめ,広島学院や広島修道,広島城北,ノートルダム清心,広島女学院,安田など厳しい受験が待ち受けている。
同じ附属でありながら,連絡進学ができるのも半分に満たない厳しさである。
そのためにも夏休みのがんばりにかかっている。ぜひ,悔いのないような夏を過ごしてほしい。
みんな元気でがんばれ。
ありふれた言葉だけど,その言葉しかない。
最後に,3年生の時から4年間にわたり,エコピースの活動に参加していただいた保護者の皆様。
本当にありがとうございました。
心より感謝しています。