社会系教科教育分野中間発表会(2007.9.25.) 戻る
2007年度の社会系教科教育分野の修士論文中間発表会が行われた。
午後から約5時間をかけて,12名の院生の発表。
1年半かけて取り組んできた成果を発表する舞台である。
中間発表会では,写真のように,我がゼミ生も立派に発表をしていた。
8月から集中的にこれまで,何度となく指導をしてきたが,しっかりと自分の中で再構成しながら取り組んでくれた成果だと思う。
3月には修了だが,ほんとに早い。
今年は,10月に全国社会科教育学会と社会系教科教育学会の合同研究大会がある。
そのため,今年のM2やM3の院生は,なかなかたいへんだ。
プレッシャーもあるだろうが,何とか乗り切ってほしい。
2007年度 社会系教科教育分野 研究題目
研究題目 | 名前 | |
---|---|---|
1 | 子どもの暗黙知を生かした社会認識形成 −エネルギー問題の学習を事例にして− |
服部 太 |
2 | 世界史における「中央ユーラシアの遊牧世界」の教育内容開発 −前近代までの遊牧国家の構造を題材にして− |
石原 善知 |
3 | 高等学校地歴科における科目「日本の文化」の性格と授業実践 | 米澤 和哉 |
4 | 「科学的判断を基盤とした市民的資質の育成」 | 東元 信浩 |
5 | 歴史的思考の育成の論理に関する研究 −高校日本史の先行実践分析を手がかりに− |
鈴木 俊 |
6 | 社会科固有の知識創造について −「テンプレート論」を手がかりに− |
藤本 将英 |
7 | 絵巻物を活用した高校「日本史」の授業構成 −『一遍聖絵』の読み解きを通して− |
岡 昌子 |
8 | 問い続ける子どもの育成を目指した社会科授業設計 −概念探究型社会科における仮説の機能を手がかりとして− |
浅野 光俊 |
9 | 社会科授業におけるグローバル教育の教材開発研究 −大津和子氏の実践事例を手がかりにして− |
末永 琢也 |
10 | 多民族学習としての「日本史」教育の研究 −近現代のアイヌ・沖縄人の視座から− |
上田 茂 |
11 | 視点と複眼的思考を鍵概念とした社会認識・市民的資質の育成 −アジアにおける国際的トランスファー教材の開発を通して− |
戸田 克典 |
12 | 「歴史解釈学習の開発と実践分析」 | 虫本 隆一 |
我がゼミ生が習字で書いた題字。すばらしい!!
大学院は,自分のテーマに関する「研究」がメインだ。
多くの書籍にふれ,論文にふれ,自分でレポートを作成して成長してほしい。