hiroseki

雨はなぜ降るの？戻る

日本の国土　雨は，なぜ降るの？

　雨・雪・あられ・ひょうなど大気中の水蒸気が凝結して地上に落下したものすべてほ水に換算した量が降水量です。一般的にはｍｍの単位で表します。

　雨はなぜ降るの？ちゃんとした原因があります。

　雨の４種類を覚えよう。

①　地形性降雨

　・　湿った空気が山地の斜面を上昇するとき降る雨のこと。山地の反対側の風下斜面では乾燥します。

②　前線性降雨

　・　暖かい気流と冷たい気流の接触によって降る雨のこと。温暖前線・寒冷前線による雨。

③　低気圧性降雨

　・　低気圧にともなって降る雨のこと。

④　対流性降雨

　・　特上昇気流がもたらす雨のこと。夏にみられる夕立や熱帯のスコールなど。

　降水量は，地球全体でみると，赤道低圧帯で最も多く，高緯度へいくほど降水量は少ない。ただし，中緯度(亜熱帯)高圧帯は極端に降水量は少ない。海岸部と内陸部を比べると海岸部の方が降水量は，多い。