子どもたちの未来を信じて

 21世紀は,どんな世の中になるのだろう。
 我々が生きている間には,そんなに大きく変化するとは考えられない。
 でも,明るい未来になることを信じたい。
 学校の役割は,今後ますます変化していくだろう。
 学校ですべてを学ぶのではなく,学ぶためのきっかけの場,発信基地として今以上に地域社会共有の場になっていくのではないだろうか。
 子どもたちにとって,今までのレクチャー中心の一方的な受信型から,個人の学習体験を重視したインタラクティブな発信型に緩やかに移行していくことが,社会的な要請であると考える。
 我々教師や親に必要なことは,子どもの時間的・空間的な学習環境づくりと,そのためのツールを準備し,子どもの気づきに耳を傾けることである。
 そして,何よりも,自分の子どもの可能性を信じて,フレームワークされた基準で分析し,評価的なサポートを繰り返すことである。

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