第55回全国社会科教育学会に参加してきました。

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  全国社会科教育学会の来年度の第56回大会は,兵庫教育大学を会場として,2007年10月27日・28日に開催される予定です。会場校として,全国からの参加者を迎える準備もたいへんですが,第19回社会系教科教育学会との合同大会であり,全国社会科教育学会の会長であり,兵庫教育大学で長年に渡り,日本の社会科教育をリードされてきた岩田一彦先生の退官のための記念大会でもあるので,今からできる限りの取り組みをしたいと思っています。

 第55回全国社会科教育学会が福井大学を会場校にして開催され,参加してきました。
 課題研究Wでは,「リテラシー」の視点から社会科授業を改革するというテーマで課題研究が行われました。
 富山大学の岡ア誠司先生,大阪教育大学の峯明秀先生,大阪教育大学附属平野高校の奥山研司先生という3名の発表者と兵庫教育大学の原田智仁先生が指定討論者となって,熱心な討議が行われました。それぞれの方が課題に対する自分の意見を明確に述べられていました。

富山大学の岡崎先生の発表です。
指定討論者の原田先生です。
表にまとめて鋭い指摘をされました。
北国独特の縦型信号機。

 北陸は,日本でも一番の雪国です。福井大学から社に帰る途中,雪国らしいものはないかと車から外を見ているとありました。
 縦型信号機です。横だと雪の重みで折れたり,倒れたりしまうこともあるので,雪の重みが伝わりにくい縦型になっているのです。国道沿いにたくさん縦型信号機が並んで設置されていました。それだけ,雪が多いのだろうと予想されます。
 消雪パイプや融雪パイプなどは,見かけませんでしたが,道路の境を示す数々のアイデアを発見することができました。福井と言えば田舎だろうかと思っていたけれど,さすがに大学は県庁所在地にあるだけに,町は大きく社よりもずっと都会でした。当たり前ですが・・・・・。食は海産物を中心においしそうな感じです。ソースカツ丼や越前そばも少しだけですが,食べて帰りました。