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単元  「ひろしま再発見」

1  活動目標

 ○ 広島の文化・歴史・自然などを総合的に学習することで,国際平和文化都市「広島」に生きることの意味を考える。さらに,子ども一人一人が,自らの問題を設定し,子ども自身の力で解決し,その解決過程を振り返ることで,自分自身の学びの質を高めていけることができるようにする。

○ 自分の興味・関心のあるテ−マを追究した研究成果は,ホ−ムペ−ジに作成して発信できるようにする。ホ−ムペ−ジ作成の過程で,目的に応じた情報収集から,情報選択・決定,発信・交流に役立てるメディア・リテラシ−の基礎を培うことができるようにする。

2  活動計画(全99時間)

    「ひろしま再発見」の個人テ−マの設定・追究(テ−マ研究)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30

    「ひろしま再発見」の個人テ−マ追究のための調査・見学(自然社会体験領域関連)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24

  広島市の国際交流を調べよう(国際理解教育領域関連)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15

  ホ−ムペ−ジをつくろう(情報教育領域関連)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30(本時20/30)

広島の歴史 広島ってどんなところ?(歴史) 

 広島の歴史は,1589年に始まる。この年,中国地方の大半を領有して吉田庄に居城を構えていた毛利輝元が,太田川の河口デルタに新しい城と城下町の建設に着手し,この地を「広島」と命名した。今も残る広島城や縮景園,不動院,三滝寺は,歴史を語り継ぐ建造物として市民だけでなく観光客にも親しまれている。1945年の原爆投下により,広島は,廃墟となったが,戦後はめざましい復興を遂げ,現在は,中四国地方最大の都市として活況を呈し,相生通りや基町クレドなどの商業施設が近代的なたたずまいを見せている。


広島の魅力 広島の魅力は? 「広島は,全国の縮図」

 広島の魅力は,美術館や博物館,科学館,資料館,動物園,植物園をはじめ,全国でもめずらしい公立の広島市まんが図書館など,公共施設が充実していることである。また,味覚やイベントなども多彩である。味覚では,味覚の横綱である広島牡蠣,独特のソ−スで味付けをする広島風お好み焼き,県花と県木のもみじの葉を形どったもみじ饅頭が有名である。イベントも多彩である。春の「ひろしまフラワ−フェスティバル」,浴衣で街中を埋めつくす夏の「とうかさん」や宇品港を開いた千田貞暁を偲び海の日に開催される「広島みなと祭」,冬の訪れを告げる商売繁盛の「胡子講」など大勢の人出で賑わっている。スポ−ツでは,プロ野球広島カ−プやJリ−グサンフレッチェなどにたくさんの観客が球場に集まってくる。また,広島市は,国際交流にも積極的に取り組んでいる。ホノルル市(アメリカ),ボルゴグラ−ド市(ロシア),ハノ−バ−市(ドイツ),重慶市(中国),大邸広域市(韓国),モントリオ−ル市(カナダ)などと姉妹都市の提携を結んでいる。それぞれの都市に関連した行事が数多くあり,交通・公園施設なども市内に数多く存在している。広島市の周辺には,自然,史跡,温泉,観光施設,レジャ−スポットなど数多く,日本全国の気候・風土が広島に凝縮しており,まさに「広島は,全国の縮図」と言われる所以である。


ひろしま再発見の学習プラン 「ひろしま再発見」の学習プラン

 広島の文化(衣食住)・歴史・自然などを総合的に学習していく目的として,単元「ひろしま再発見」を設定している。子どもたちの調べたい内容を教師とともに,価値ある問題として創り上げるとともに,調査・見学をベ−スにした子どもたちの調べ学習を中心とした追究を保障しながら,1年間にわたって活動を継続していく。調べたことは,個人のホ−ムペ−ジで紹介し,インタ−ネット上で発信していくことにする。そのホ−ムペ−ジ作成の過程を通して,メディア・リテラシ−を培うことを目的としている。子どもたちが,パソコンを中心としたメディアを上手に使いこなし,情報の収集,発信,交流に役立てられることを期待している。

「ひろしま」再発見の年間プログラムです。

「ひろしま」再発見の年間プログラムです。


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