同窓会がありました。 島根に行ってきました。(2006.7.2.) 島根へ行ってきました。    戻る。戻る


6月24日・25日に,文部省指導資料作成委員会の同窓会で,島根へ出かけた。島根は,今まで何度も訪れた土地だったが,今回は,三瓶山周辺を散策できるので,とても楽しみにして参加した。
梅雨時だったので,雨が心配だったが,にわか雨程度の雨だけで,天気に恵まれて楽しい旅になった。 
石見銀山へ行きました。石見銀山の中です。 
 石見銀山は,島根県のほぼ中央にある大田市に分布している。大田市大森町は,JR山陰本線大田市駅から約11kmの南西部にある。17世紀初頭には支配体制を確立するため,柵を巡らして柵内と柵外を区分したそうである。この柵内(さくのうち)の範囲は,江戸時代の「正保二年石見国絵図(1645年)」によると,東西2.2km,南北2.5km,面積は,約300haにもなるそうである。

三瓶山をのぞむ。久しぶりに再会できました。 
 今回の旅は,三瓶山の周辺の散策が主な目的でした。右の写真は,左から加藤先生・向山先生・北先生・有馬先生・土屋先生です。ずっと同窓会に参加できていなかったので,久しぶりの再会になりました。
大田市立大田小学校野城分校です。野城分校で教頭先生が対応してくださいました。
 島根へ行くと有馬先生のおかげで,必ず地域の学校訪問が設定されています。今回は,大田市立大田小学校野城分校と北三瓶小・中学校を訪ねることができました。
北三瓶小学校の玄関です。すばらしいランチルームの設備です。
 北三瓶小・中学校は,小・中併設した学校で,木造校舎のすばらしい施設でした。この日は,日曜日でしたが日曜参観で子どもたちも元気に授業に臨んでいました。
迫力ある杉を目の前で・・・・。縄文時代とは驚きです。
 三瓶山麓小豆原に,縄文杉の埋没林公園が完成している。今から3500年前,三瓶山が最後の大噴火をして,火砕流や川をせきとめた泥流が縄文杉の群落を襲い,なぎ倒したり,埋めたりした。長い年月を経て,そのあと,田んぼになって,やがて圃場整備の際に発見されたものだ。
三瓶山をもっと間近で見るために。リフトで登ります。
 冬はスキー場になっている大平山です。リフトは往復430円でした。
 島根県を代表する山といえば三瓶山。島根県のほぼ中央に位置する独立峰で,山麓は緩やかな草原が広がり,男三瓶,女三瓶,子三瓶,孫三瓶に大平山と四つの山に囲まれたカルデラの中に室内池がある。山容は笹に覆われた女性的な山で,出雲風土記の国引き神話にも登場する山である。「出雲風土記」の国引き神話では,引っ張った綱は現在の弓ヶ浜半島と島根県出雲市の長浜,綱をつなぎとめた杭は大山(出雲風土記では大神岳や火神岳)と三瓶山(出雲風土記では佐比売山(さひめやま))ということで,北の原にある島根県立三瓶自然館は,これにちなんで「サヒメル」と名付けられたそうである。
リフトで頂上まで登りました。三瓶山をバックに記念撮影を。
 三瓶山を見るために大平山にリフトで登った。小雨ではあったが,山頂は,気持ちいい風がふいていた。山頂で,記念撮影をした。写真左より有馬先生・加藤先生・土屋先生・北先生・向山先生である。
リフトで降りるのも気持ちがよかったです。志津見ダムの展望台から。
 リフトで下りる時に見られる西の原は,400haもある広大な高原だそうで,登山やピクニックに最適なところだ。本格的なクロスカントリーコースもあるようで,パノラマで広がる三瓶の雄大な風景は,四季を通じて多くの人々に親しまれているとは有馬先生のお話だった。また,三瓶には,県営の種畜場(三瓶分場)があり,かつては春秋に広い草原で,2000頭にもおよぶ牛や馬が放牧されていたそうだが,近年はその数も少なくなって,現在では西の原の一角で牛の放牧が行われているそうである。
 最後に,出雲空港に向かう途中,志津見ダムの工事現場を訪れた。
 志津見ダムは,島根県の治水事業の中心的に位置づけられている大事業のようだった。大きなクレーンが目の前で可動していて,ここに何年後かはダムができると思うと想像もできないスケールであった。
 今回,宿泊したのは,三瓶温泉三瓶荘。山並みに広がる霧海を眺望できる国民宿舎であった。温泉がすばらしく,郷土料理もとてもおいしかった。1泊2日の楽しい旅になった。


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