社の春2。桜も散り始めました。 (2007.4.15.) 戻る
社(やしろ)の桜も散り始めた。大学のキャンパスは,見慣れた風景だけど,今の時期の雰囲気が一番気に入っている。
秋や冬になると,花もなく,目立つモニュメントもなく,殺風景というか風だけが強い味気ない風景に見えるからだろうか。
今日は,闘竜灘に出かけた。闘竜灘のある加古川は,奥丹波を源に118の支流を集めて東播磨を貫流する川である。
加古川は,播磨の母なる川。長さは,96km。
加古川は,昔から物資輸送の動脈の役割を果たしている。
この加古川で,高瀬舟が運んだのは,物資だけでなく高砂を窓口とした京坂文化でもあったと言われている。
その加古川の中流にあるのが,名勝・闘龍灘である。
闘竜灘は,川底いっぱいに起伏する奇岩,怪石に阻まれた激流が巨龍の躍動にも似て,古人は「白波雲の如く立ち水声夥し」と評している。
ここは,社のシンボルである。(実際には,闘竜灘の場所は滝野にある。)