岩田一彦先生御退職記念祝賀会。 (2008.2.10.)
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2月10日(日),岩田一彦先生御退職記念祝賀会がシェラトン都ホテル大阪で開催された。
全国から約120名を超える岩田先生の教え子や関係の先生方が集まった。
岩田一彦先生が日本の社会科教育界に残された功績はあまりにも偉大である。
懇親会に先立ち,御退職記念講演会。
演題「社会科と道連れ〜個人情報アーカイブ〜」で約1時間の講演をされた。
小学生の頃から国泰寺中学校,広島皆実高校,広島大学・大学院の時代。
研究生活は,福井大学を皮切りに兵庫教育大学でのすばらしい業績の数々。
社会系教科教育学会・全国社会科教育学会の歴代会長を務められた。
懇親会の前には記念写真撮影会。
星村平和先生や柴田一先生の顔を見られます。
記念品の贈呈。
丹久焼の花瓶に,ゼミ生が中心に執筆した書籍。
社会認識教育実践学研究会編著「岩田一彦先生御退職記念論叢 社会認識教育実践学の構築」東京書籍,445頁。
兵庫教育大学大学院での岩田先生のゼミ指導の一端が垣間見える書籍である。
岩田ゼミには,ゼミ歌があるらしい。
それも2曲。
1986年2月に制定された「岩田研究室ゼミ歌」。
そして,1996年に制定された「新ゼミ歌 岩田ゼミフォーエバー」。
岩田ゼミの伝統を物語る曲である。
岩田ゼミ生から花束贈呈。
岩田ゼミには,現職で活躍されているゼミ生が多い。
全国各地で,岩田理論継承者が数多くいる。30年の重みを感じた。
これからも生涯現役研究者の岩田一彦先生。
奥様とご一緒にご健康で過ごさせることを願っています。
岩田一彦先生は,4月から兵庫教育大学大学院特任教授で,これからもますますご活躍されます。
また,明治図書社会科教育で,1年間連載をされるそうです。
連載テーマは「経済の視点なくして社会科が成立するか〜お金の流れと社会科授業〜」。
まだまだ日本の社会科教育界へ提言を続けられる岩田一彦先生です。