江戸幕府の滅亡のポイントは？

　開国か攘夷か，尊王か倒幕か。幕末動乱の時代，政局は二転三転する。外交政策の対立から不倒の政権と思われた江戸幕府を倒す方向に進んでいった。

　公武合体の政策

1861年　老中安藤信正は，朝廷と幕府の対立を解消するために，孝明天皇の妹和宮を第１４代将軍家茂と結婚させる。

　攘夷から倒幕へ

　社会の混乱

　開港以後，物価の急騰→打ちこわし・世直し一揆の多発(1866年)。

　江戸幕府滅亡の過程

1867年10月14日　第15代将軍徳川慶喜が大政奉還を行う。(政権を朝廷に返す。)

1867年12月９日　王政復古の大号令

1868年１月　　　戊辰戦争(旧幕府軍と新政府軍の戦い：鳥羽・伏見の戦い〜五稜郭の戦い)

1868年３月　　　五箇条の御誓文(新政府の基本方針)。五榜の掲示(国民のきまり)。

1868年４月　　　江戸城の無血開城(旧幕臣勝海舟と官軍参謀西郷隆盛)

1869年　　　　　東京遷都。