この本は,2001年4月〜2002年3月まで,明治図書社会科教育誌で連載をしていたものに,加筆・修正をした内容です。
明治図書の樋口雅子編集長のご厚意により出版していただきました。
これを基に,ウェッビング法をさらに,授業レベルで活用するために具体的な提案をしていくのが,今後の課題です。
2002年7月 出版しました。
本の題名 『ウェッビング法−子どもと創出する教材研究法−』明治図書,2002年7月,135頁。 1,900円 |
コンパクトにまとめています。
アサガオを育てている子どもを教師が見守っているという表紙絵です。
どこか西洋風なおしゃれな絵で,とても気に入っています。
目次
プロローグ
T なぜ,ウェッビング法なのか
§1 子どもの「学び」としての授業
§2 「学び」としての授業への改善点
§3 ウェッビング法とは
§4 ウェッビング法による教材研究
U ウェッビング法の基本的な視点
§1 発想支援としてのウェッビング法
§2 ウェッビング法の基本的な視点
§3 ウェッビング法の基本的な手順
V ウェッビング法の分類
W ウェッビング法による教材研究
§1 中学年「わたしたちの地域」の教材研究1
─「マップ・コミュニケーション」の場合─
§2 中学年「わたしたちの地域」の教材研究2
─「広島かきから見える地域」の場合─
§3 第五学年「日本の食料生産」の教材研究
─「お米から見える日本の農業」の場合─
§4 第五学年「日本の工業生産」の教材研究
─「自動車CMから見える社会」の場合─
§5 第五学年「日本の通信産業」の教材研究
─「テレビから見える社会」の場合─
§6 第六学年「日本の歴史」の教材研究1
─「寝殿造から見える平安の貴族」の場合─
§7 第六学年「日本の歴史」の教材研究2
─「武家造と元寇から見える鎌倉の武士」の場合─
§8 第六学年「日本の政治」の教材研究1
─「自由民権運動から見える明治の世の中」の場合─
§9 第六学年「日本の政治」の教材研究2
─「風刺画から見える現代の政治」の場合─
X 総合的な学習にシフトする授業づくり
§1 第三学年「ひろしま再発見」の場合
§2 第六学年「歴史から何を学ぶか」
─「パソコンでプレゼンしよう」の場合─
Y ウェッビング法における評価
§1 授業改善につなげる評価を
§2 メタ評価の具体的な方法
§3 評価のフレームワーク
§4 ウェッビング法による評価
§5 ウェッビング図の評価の視点
§6 ボトムアップの教材研究を
§7
「学び」と新しい「知」の創造
エピローグ