平成26年度 特色あるカリキュラムづくりの理論と実際A(現職教員院生対象)

授業科目  特色あるカリキュラムづくりの理論と実際A
        Specialized Theory and Practice in Curriculum Development A

開講日時  前期・月曜日・2時限(10:40〜12:10)

授業のテーマ及び及び期待される学習効果
○ 教育課程の意義及び編成原理と類型など教育課程に関する基本的事項を理解する。
○ 学習指導要領の歴史的変遷と主な特徴を把握し,新時代における特色あるカリキュラムマネジメントの理論と効果的な展開力を身に付ける。
 近年の教育改革では,特色ある学校づくりが求められるようになっている。特色ある学校づくりの上で核となるのが,教育の内容及び方法の選択・組織に関わる教育課程である。教育課程は,学校教育における最も重要な要素であり,それをどのように編成し,展開していくかが学校教育の主要なテーマである。受講生は,勤務校の実態に即して,そこに抱える問題や課題を明確にして,新しい学校教育の展開と特色あるカリキュラムづくりができるようになることを目指している。

授業の内容及び計画

第1回 4月14日  オリエンテーション
第2回 4月21日  国家主義教育課程の成立過程
第3回 4月28日  大正期新教育運動によるカリキュラム改革
第4回 5月12日  戦後「新教育」のカリキュラム改革
第5回 5月19日  学習指導要領に見る教育課程の変遷@
第6回 5月26日  学習指導要領に見る教育課程の変遷A
第7回 6月 2日  学習指導要領に見る教育課程の変遷B
第8回 6月 9日  休講
第9回 6月16日  学習指導要領に見る教育課程の変遷C
第10回 6月23日  教育課程の類型
第11回 6月30日  領域論による特色あるカリキュラムづくりの理論と実際
第12回 7月 7日  組織論による特色あるカリキュラムづくりの理論と実際@
第13回 7月14日  組織論による特色あるカリキュラムづくりの理論と実際A
第14回  7月28日    特色あるカリキュラムの開発と評価
 第15回 7月30日    教育課程の評価的研究と総括


成績評価の方法と採点基準
○ 教育課程の意義と編成原理を理解し,全国にある特色あるカリキュラムを分析し,類型をすることができる。
  ・ ワークショップへの参加及び発表内容で評価する。(3割)
○ 学習指導要領の歴史的変遷と主な特徴を把握し,勤務校の実態に即した特色あるカリキュラムマネジメントの理論と効果的な展開力を身に付けることができる。
  ・ 最終報告書で評価する。(3割)
○ ワークショップやプレゼンテーション等の活動に,積極的に参加することができる。
  ・ 出席状況(2割)と参加態度(2割)で評価する。

テキスト,教材,参考書等
○ 關浩和『教職大学院テキストNo.3 特色あるカリキュラムの理論と実際』を配布する。

   その他の教材,参考書等は,講義中,その都度紹介する。

その他
○ 講義で多くの参考資料を配付するのでファイルを用意すること。

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