兵庫県のことを調べよう。

　日本のほぼ中央に位置する兵庫県。
　空や海からアクセスもスムーズ。１８６８年の神戸港開港以来，日本の玄関口として，世界や日本各地との陸，海，空の交通アクセスが整備されている。
　兵庫県は，北は日本海に面し，南は瀬戸内海から淡路島を介して太平洋へと続いている。
　大都市から農山村，離島まで，さまざまな地域で構成されている。
　多様な気候と風土を通して，海水浴やスキー，温泉などの多彩なレジャーが楽しめるところから「日本の縮図」といわれている。
　歴史や風土，産業などの違いから，摂津（神戸・阪神），播磨，但馬，丹波，淡路の個性豊かな５つの地域に分けることができる。

　 兵庫県（昭和３９年(１９６４)制定）：人口は，平成19年10月1日現在，推計人口は約５５８万６千人です。

　セルリアンブルーをバックに，波の形をデザインした「兵」の字を白く抜き，南北を海に接した県の姿を表している。
　また，県の花は，ノジギク。県の樹は，クスノキ。県の鳥は，コウノトリになっています。

　　神戸市　1907年（明治40年）5月に制定。：人口約１５３万人。

　海と山の迫る東西に細長い市街地を持ち，十分な水深の有る扇状の入り江部に発展した理想的な港湾・神戸港を有する日本を代表する港町。六甲山地の山上の高原一帯は，日本における別荘・リゾート等の発祥地として有名。
　六甲北麓の有馬温泉は，日本三古湯の一つとして名高い。

「神戸」という地名は，現在の三宮・元町周辺が古くから生田神社の神封戸の集落（神戸「かんべ」）であったことに由来をしている。

　神戸の港は，もともと「扇港」とも呼ばれていた。また，「兵庫」と「神戸」のふたつの港が扇を並べたような形をしているという理由で，神戸の旧かな遣いである「カウベ」のカの字を図案化したもの。

　市の木は，さざんか。市の花は，あじさい(市民アンケートで最も人気のあった花で，六甲山系に幅広く自生していて，美しく繊細な淡紫色，迫力ある花のボリュームで目を楽しませてくれる花である。）

　神戸市は，西区・垂水区・須磨区・長田区・兵庫区・中央区・灘区・東灘区・北区の９つの区からなる政令指定都市である。

　　　加東市　　人口：約４万人　　２００６年３月　旧加東郡の社町・滝野町・東条町が合併して誕生。

　人と自然が息づくまち・加東市の頭文字「K」を，合併数を配して図案化したもので，豊かな自然と共生する人々の伸びやかな，活力に満ちたふれあいの田園都市を表したもの。

　西脇市　　人口：約４．３万人　経緯度で日本列島の中心に位置することから「日本のへそ」をアピールしている。

　２つの「シ」を図案化して「ニシ」を表し，市内を流れる２つの川（加古川・杉原川）の合流地にひらける西脇市の飛躍と調和を象徴している。

　加西市　　人口：約４．８万人　　加西市のキャッチコピーは，「花，ゆめ，根日女（ねひめ）」。

　根日女伝説をシンボルとされるように，加西市は古くからの歴史のロマンに彩られている。市内には，３００基を超える古墳や塚がある。
　
　加西の「力」を二つ組み合わせて円形に図案化し，「西」をかたどった市章で「和と団結」および明るく豊かに躍進する「平和都市」加西を象徴している。

　　三木市　　人口：約８．３万人　　「金物の町」として有名。酒米「山田錦」の産地としても知られる。　
　
　「木」または「キ」を３つ組み合わせて図案化し，ハート形にして心臓部を表し，三方に出る動脈により活動の旺盛さを表している。三方同形により天・地・人の三体の調和をとり，将来の発展，円満和合を意味している。

　　篠山市　　人口：約４．４万人　　

　古来京都への交通の要として栄えてきた歴史があり，町並みや祭りなどに京文化の影響を色濃く残している。
　丹波黒大豆の生産が全国的にも有名。

　自然の恩恵を受けのびのびと育っていく人の姿と新市の発展を篠山の「さ」の字をモチーフに，４町の香りを田園文化に表し，若さのオレンジ，木々の葉の緑と，水と空の青で表現している。

　　明石市　　人口：約２９万人　　子午線（東経135°）のまちとして有名。

　 明石の「明」の字を図案化したもの。

　　　加古川市　人口：約２７万人　　東播磨地方の中核都市である。　

　加古川市は，一級河川「加古川」の水の恵みを受けて発展してきた都市。川を中心に配置し，その両岸に発展を続ける加古川市を表している。

　　高砂市　　人口：約９．４万人　　縁結びと夫婦和合の高砂神社で知られる。

　高砂の「高」を最大限簡略化したもので，円形であるのは平和を表し，中央に突出しているのは，伸びゆく高砂市の推進力を表している。

　尼崎市　　人口：約４６万人　　阪神工業地帯の中核を担う工業都市として工都と号し立ち並ぶ煙突がシンボル。

　工都を表す「工」と「アマガサキ」の「ア」「マ」を図案化したもの。はじめは中央両脇の丸印がなかったが，昭和１１年小田村との合併の際に，丸印を加え，現在に至っている。

　三田市　　人口：約１１．３万人　大阪・神戸の衛星都市として急激に発展したところ。

　三田の「サ」の字を図案化したもの。融和と団結で新しい都市づくりに邁進する意味がある。

　 姫路市 　人口：約５３．６万人　世界遺産の姫路城が有名です。県内２番目の人口の中核都市。

　姫路の「姫」の字を図案化したもので，女偏の中に臣の文字を入れて姫としたものである。

　　赤穂市　人口：約５万人　元禄赤穂事件（忠臣蔵）の舞台である赤穂城と「赤穂の塩」が有名。

　「赤穂の赤」を図案化したもの。光芒は塩の結晶と躍進を表したものである。

　　相生市　人口：約３万人　　ど根性大根「大ちゃん」で有名な市。

　カタカナ「アイオイ」の頭文字「ア」の字を相対的に組み合わせたものである。

　
　

　それぞれの都道府県にもマークがあります。どんなマークなのか調べてみましょう。