広島のことを調べよう。

　 『広島』の名の由来は，１５８９年，毛利輝元が，広島城築城の鍬(くわ)入れの時に命名したといわれています。その由来は，大きく分けて２つあるようです。一つの有力な説は，毛利氏の祖先である大江広元の「広」と，この地の戦国時代の武士福島元長の「島」を合わせたものであるという説です。もう一つは，三角州の地形をなす島々が合わされて，広い島に見えるという自然の地形に由来するという説の２つが有力ですが，確定はできないようです。

　 広島県（昭和４３年(１９６８)７月１６日制定）：人口は，平成13年3月1日現在，推計人口は２８７万９千人です。

　広島県の頭文字の「ヒ」を図案化しています。円によって県民の和と団結を表現し，その重なりによって伸びゆく広島県の躍進と発展を象徴しているそうです。また，県の木は，モミジ。県の鳥は，アビ。県の魚は，カキになっています。

　　広島市(明治２９年５月１９日制定)：人口約１１５万人。

　旧芸州藩の旗印であった「三つ引」にヒントを得て，これに川の流れを表現するカ−ブをつけて，水都広島を象徴したものです。

　市の木は，クスノキ。市の花は，キョウチクトウ(７５年間草木も生えないといわれた被爆焼土にいち早く咲いた花で，復興に懸命の努力をしていた市民に希望と力を与えてくれた花です)。

　２００５年４月２５日，広島市と湯来町が合併し，湯来町が佐伯区に編入されました。その合併によって，広島市の人口は，約１１５万人，面積は，約９０５ｋｍ２になりました。

　 中区(昭和５５年１０月)：人口１２．７万人。

　中区のシンボルのハトと中区の「中」を図案化したものです。

　 東区(昭和５５年１０月)：人口１２．１万人。

　●は，太陽と希望を表す。広島市の「ひ」と東区の「ひ」で平和のシンボルであるハトを表現しています。

　　南区(昭和５５年９月)：人口１３．７万人。

　平和のシンボルのハトが飛び立つ姿を表現しています。中央に広島市のマ−クがあります。

　　西区(昭和５５年１０月)：人口１８．４万人。

　西区の地形を表現しています。太田川放水路の両岸に位置していることと，ＷＥＳＴ(西)の頭文字「Ｗ」を表現しています。

　　安佐南区(昭和５５年９月)：人口２１．７万人。

　ペン先は，文化と教育を育てる区民を両手を高くあげ手と手をつないでいる人の姿を表現しています。区民の融和と協調を象徴しています。真ん中の「円」は，永遠の平和と幸福を願っています。

　安佐北区(昭和５５年６月)：人口１５．３万人。

　安佐北区の「北」と力強い樹木をデザインしています。三角形は，雄大な山容と４地区の連帯を表しています。中央の直線は，川を表しています。

　 安芸区(昭和５５年９月)：人口７．６万人。

　安芸区の地形をデザインしています。海と山を表しています。中は，鳥をデザインしています。安芸区の「ア」の字を飛んでいる鳥にかたどっています。

　 佐伯区(昭和６１年２月)：人口１３．５万人。

　八幡川の河口に飛来する水鳥と文化の「文」，佐伯区の「さ」とを合わせています。曲線も八幡川を形象しています。

　２００５年４月２５日に湯来町と合併して，佐伯区が大きくなり，広島市の形も変わりました。

　広島市の８区の位置を確認しておきましょう。

　区のキャッチフレ−ズの紹介

　広島市の姉妹都市の紹介

　広島市にある公共施設で，姉妹都市に由来のある公共施設を調べてみましょう。また，なぜ，その都市と姉妹都市縁組をしたのかも考えてみましょう。

　また，それぞれの都道府県にもマ−クがあります。どんなマ−クなのか調べてみましょう。